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腰椎椎間板ヘルニアとは?
こんにちは!勝太のジムPlus 玉岡です。
本日は『腰椎椎間板ヘルニア』についてです。
腰椎椎間板の加齢による変形や衝撃によって、椎間板から脱出した髄核が神経症や脊髄・馬尾神経を圧迫し痛みが生じる病気です。
(馬尾神経とは脊柱管の中に脊髄神経が入っている。脊髄神経の抹消の方の馬の尾っぽのように見える神経)
特徴
・20歳から40歳代に好発
・腰の下の方に好発
・脚の痛みと感覚、運動障害が生じる
・脊髄障害→脚の痺れ、感覚の麻痺
・神経根障害→お尻の片側および脚の痛み
・馬尾障害→膀胱や直腸に障害が生じる(尿失禁や便秘など)
治療
・感覚障害や運動障害といった神経根障害や馬尾神経障害がなければまず保存治療を行う
・保存治療は6〜8週間続ける
・多くの症例は保存治療によって発症後約3ヶ月で痛みは軽減する
・進行性の神経根障害や馬尾神経障害→手術治療の適応
・保存治療で疼痛が軽減しない場合や疼痛を繰り返す場合→手術治療を考慮する
要注意な方
⚪︎前かがみや中腰の姿勢を長時間続ける人
⚪︎長時間運転する人
⚪︎重たいものを急に持ち上げたりした時
*座る、立ったまま前かがみになるといった姿勢や動作でも体重の2.5倍の圧力がかかると言われているので気をつけてください。
ヘルニアの予防にはインナーマッスルを鍛えることが欠かせません。
鍛え方はこちらをご覧ください。
腰の負担を減らすストレッチをご紹介します。
⚪︎大臀筋のストレッチ
座った状態で膝を両手で抱えこみ、お尻の筋肉を伸ばします。
⚪︎ハムストリングスのストレッチ
座った状態で伸ばしている方の脚のつま先を持ち、もも裏を伸ばします。
⚪︎大腿四頭筋のストレッチ
横になり下になっている膝を90度に曲げます。上の脚の膝を曲げ手でお尻に近づけるように引っ張ります。