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お腹の張りと反り腰の関係|姿勢と内臓の意外なつながり
こんにちは!勝太のジムの玉岡です。
「お腹が張って苦しい」「下腹がぽっこり出る」「腰が反って痛い」
そんな悩みを持つ方は少なくありません。
実は、この“お腹の張り”と“反り腰”は、見た目だけの問題ではなく、
体の内側——つまり内臓の位置や腹圧のバランスとも深く関係しています。
お腹の張りが反り腰をつくるメカニズム
反り腰というと「腰を反らせすぎている」と思われがちですが、
その背景には腹圧(お腹の内側の圧力)のアンバランスがあります。
お腹が硬く張っていると、横隔膜の動きが制限されて呼吸が浅くなり、
内臓が前方や下方に押し出されやすくなります。
この状態では腹圧が前方向に偏り、
骨盤が前傾して腰が反る——いわゆる反り腰姿勢を助長します。
さらに、腸腰筋(脚を前に出す筋肉)が過剰に緊張し、
腰椎を引っ張ってしまうため、腰への負担も増えていきます。

引用;https://rehasaku.net/magazine/lower/lordosis/
関係する筋肉たち
お腹の硬さや反り腰には、以下の筋肉が関係しています。
◎腹横筋:お腹をコルセットのように支える深層筋。弱ると腹圧が前に逃げる。
◎横隔膜:呼吸と腹圧のコントロールを担う。硬くなると内臓の動きが制限。
◎多裂筋:背骨を安定させる。反り腰姿勢では働きにくくなる。
◎腸腰筋:股関節を曲げる筋肉。硬くなると骨盤が前傾しやすい。
これらがうまく連動せず、前側(腹部)が張って後ろ側(腰)が縮むことで、
腰の反りが強まり、姿勢が崩れてしまうのです。
整えるためのアプローチ
反り腰を直そうと無理に背中を丸めても、根本解決にはなりません。
まずは呼吸と姿勢のバランスを整えることが大切です。
①深呼吸を意識する
肋骨を横に広げるように呼吸を行うと、横隔膜が動き、内臓の圧が整います。
②骨盤を立てる
座る時に骨盤を起こし、背骨を下から積み上げるように意識します。
③腹横筋を活性化
「フッ」と息を吐く時におへそを背中へ引き寄せる感覚を持つと、
お腹の奥の筋肉が自然に働きます。
④ストレッチでゆるめる
腸腰筋・お腹・胸まわりをやさしく伸ばすことで、
反り腰の原因となる前側の緊張がやわらぎます。
お腹の張りは、筋肉だけでなく内臓や呼吸の影響も受けています。
そのままにしておくと反り腰や腰痛の原因にもなりますが、
呼吸や姿勢を整えることで、自然とお腹の硬さもやわらいでいきます。
理学療法士監修のもと、体の内側から整えていくことで、
見た目も機能も軽やかな体へと変わっていきます。

