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呼吸に大事な胸郭とは？

2024.10.14

こんにちは！勝太のジムPlus 玉岡です。

本日は胸郭についてす。
胸郭は胸骨、12対の肋骨、胸椎と呼ばれる12個の椎骨とで構成され、体幹の中心に位置する重要な骨格構造です。

胸郭の役割

◎呼吸機能の役割

胸郭は呼吸において不可欠な役割を果たしています。胸郭が柔軟に動くことで呼気時に肺が収縮し、吸気時には膨らみます。
この動きは横隔膜と肋間筋の収縮・弛緩とともに呼吸を円滑に行うために必要です。胸郭の可動性が制限されると、呼吸は浅くなり、酸素供給が低下する可能性があります。

◎内臓の保護

胸郭は心臓や肺、食道、血管などの重要な臓器を囲み、外部の衝撃から保護しています。胸郭が強固かつ柔軟であることで、身体が外部からの物理的な衝撃を受けても臓器が損傷するリスクを減らせます。

◎姿勢と体幹の安定性

胸郭は姿勢維持にも大きな影響を与えます。
胸椎、肩甲骨、骨盤との相互作用により体幹の安定性をサポートしています。胸郭が柔軟で安定していると、正しい姿勢が保たれ、肩や首、背中への負担が軽減されます。

◎動作のサポート

胸郭の可動性は肩甲骨や腕の動きにも影響を与えます。肩や腕を効率的に動かすためには、胸郭が柔軟でかつ適切な動きをすることが大事です。
胸郭の動きが制限されると肩や腕の動作範囲が狭くなり、怪我のリスクも高まります。

胸郭のストレッチ

仰向けに寝ます。
左足を右側に倒して膝を曲げます。浮かないように軽く手で押さえます。
左手を肩の高さまで上げて肘を曲げた状態にします。
左胸から左側肋骨部分まで伸びている感覚があれば大丈夫です。
反対側も同じように行います。

こちらのストレッチは四つん這いの姿勢になります。
右手を頭に添えて肘を少し内側に入れてから肘を開いていきます。
胸から開くように意識して肘を上に開きましょう。