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運動は“脳”にも効く!
こんにちは!勝太のジムの玉岡です。
「運動すると気分が明るくなる」「頭がスッキリして集中できる」
そんな経験、誰しもあると思います。実はこれ、気のせいではありません。
近年の研究で、運動は筋肉や心臓だけでなく、脳の働きそのものを高めることがわかってきています。
脳を元気にする“たんぱく質”BDNFとは?
運動をすると、脳内では「BDNF(脳由来神経栄養因子)」というたんぱく質が増えます。
これは“脳の肥料”とも呼ばれる物質で、脳の神経細胞を育て、
記憶力や集中力を高める働きを持っています。
たとえばウォーキングや軽い筋トレをすると、
脳の中で「神経の枝」が伸びたり、新しい回路が作られたりします。
つまり、運動は脳のトレーニングにもなっているということです。
定期的に体を動かしている人ほど、
物忘れが減ったり、気分が安定しやすかったりするのも、
このBDNFが関係しています。
筋トレで分泌される“ホルモン”イリシンの力
一方、筋トレをするとイリシン(Irisin)というホルモンが分泌されます。
これは筋肉から出る“マイオカイン”と呼ばれる物質のひとつで、
脳に働きかけてBDNFをさらに増やす作用があります。
イリシンは脳の神経細胞を活性化させるだけでなく、
気分の改善やストレス緩和にも関係しているとされます。
つまり、筋トレは単に体を引き締めるだけでなく、
「脳を前向きにするホルモン」を出しているんですね。


引用;https://tarzanweb.jp/post-283917
ピラティスやストレッチでも脳が変わる?
筋トレだけでなく、ピラティスやゆったりした呼吸運動でも脳に刺激が入ります。
呼吸を意識しながら体を動かすことで、自律神経のバランスが整い、
脳の血流が安定。思考がクリアになり、
「イライラが減った」「寝つきが良くなった」と感じる人も多いです。
脳と体のつながりを“再教育”するようなイメージです。
体と脳はつながっている
「運動=体を鍛えるもの」と考えがちですが、
実際は体と脳がひとつのチームとして働いているのです。
正しいフォームで体を動かすことは、
脳への良い刺激を送り、心の安定や集中力の向上につながります。
反対に、動かない状態が続くと、筋肉だけでなく脳の働きも鈍くなってしまいます。
運動は、心と体の両方を“再起動”させるスイッチ。
たとえ短時間でも、日々の中で少しずつ動くことが、
脳を若く保つ一番の近道です。
運動が筋肉・神経・脳すべてをつなぐ自然な刺激だからです。
今日も少し体を動かして、脳を元気にしていきましょう。

