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関節弛緩性について

こんにちは!
勝太のジムの水野勝太です。

今回は関節弛緩性についてです!

関節弛緩性とは、関節が通常よりも柔軟で、大きく動きすぎてしまう状態を指します。

関節は柔らかい方が良いと考えられがちですが、柔軟性も過剰になると問題で、関節の安定性を保つための構造である靭帯や関節包がゆるんでいるため、関節が脱臼したり、捻挫を起こしやすくなります。

 

関節弛緩性の原因

  • ・先天性: 生まれつき関節の構造がゆるんでいる場合
  • 後天性: 捻挫や脱臼などの外傷、過度の運動、加齢などによって関節がゆるんでしまう場合

 

関節弛緩性の症状

  • 関節が異常に動く
  • 関節が脱臼しやすい
  • 関節が不安定で、ちょっとした衝撃で痛みを感じる
  • 関節が疲れやすい

関節弛緩性は若い人によくみられ、骨格系損傷の障害発生率の増加に関連します。

自分は一度、関節弛緩性が強すぎて、ストレッチをするとしばらく動けなくなる方を見たことがあります。。。

 

関節弛緩性の治療

  • 保存療法: 関節を固定するサポーターやテーピング、リハビリテーション(筋肉を強化する運動など)
  • 手術療法: 関節が頻繁に脱臼したり、日常生活に支障が出る場合は、手術によって関節を安定させる

 

関節弛緩性に対するリハビリ

関節は骨、靭帯、筋肉によって成り立っています。靭帯が一番奥で関節全体の安定感を出し、その補助として筋肉(インナーマッスル)が働いています。

リハビリでは、インナーマッスルを鍛えることや、正しい位置でのバランス感覚を養うことで、関節の位置を覚えていきます。

 

関節弛緩性とスポーツ

関節弛緩性の人は、スポーツ中に怪我をしやすいため注意が必要です。
足関節捻挫や前十字靭帯損傷、肩関節脱臼などが考えられます。

 

関節弛緩性のセルフチェック

関節弛緩性かどうかをセルフチェックする方法もあります。例えば、親指を手の甲に近づけられるか、肘を反らせることができるかなどを確認することで、ある程度の目安になります。ただし、セルフチェックだけでは正確な診断はできないため、気になる場合は医師に相談しましょう。

以下のテストで3点以上あれば、弛緩性があると判断し、6〜7点の人は全身の弛緩性が強いと判断します。

 

 

まとめ

関節弛緩性は、関節の安定性に問題がある状態です。症状が軽いうちは日常生活に大きな支障はないかもしれませんが、放置しておくと関節の損傷が進行する可能性があります。

個人的にも、弛緩性が強い方のリハビリでは難渋した印象が強いです。

一度獲得した、動作を修正するのは難しいですが、運動習慣をつけて、関節の安定化を図ることで将来の関節疾患の予防をしていきましょう。

もし、関節に違和感を感じたら、お気軽に勝太のジムスタッフにご相談ください。

では、ステキな運動習慣を!!

 

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