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【子どもの運動能力を高める】習い事の前に!遊びの中で獲得したい「30の基本動作」

こんにちは!勝太のジムの玉岡です。

「うちの子、ちょっと運動が苦手かも…」
「スポーツを習わせているけれど、フォームがぎこちなくて怪我が多い」

お子さんの運動に関して、このようなお悩みを抱えている保護者の方は少なくありません。

実は、子どもの運動能力やいわゆる「運動神経」は、遺伝や特別なトレーニングだけで決まるものではありません。「幼少期〜小学生の間に、遊びの中でどれだけ多様な体の動きを経験できたか」が全ての鍵を握っています。

今回は、子どもの発達において最も重要な「遊びを通じた動きの獲得」と、押さえておきたい基本動作30選について解説します。


運動神経のベースは「遊び」で作られる

人間の神経系は、5歳〜12歳頃(小学生の時期)に大人のほぼ100%近くまで急激に発達します。この時期は「見た動きをそのまま脳で処理し、体に落とし込める」人生で一度きりの貴重な時期であり、専門用語でゴールデンエイジと呼ばれています。

この時期に必要なのは、大人のような筋トレや、単一の競技での厳しい練習ではありません。
公園での鬼ごっこ、木登り、アスレチック、ボール遊びといった「日常の全力の遊び」こそが、脳から全身へ指令を届ける「神経回路の引き出し」を最も効率よく作ってくれるのです。


早期の「一競技特化」が引き起こす動きの偏り

最近は早い段階から一つのスポーツ(サッカー、野球、水泳など)だけに特化するお子さんが増えていますが、ここに大きな落とし穴があります。

同じ動作ばかりを繰り返していると、使われる筋肉や関節が偏ってしまい、特定の動作でしか体を扱えない「動きのアンバランス」が生じてしまいます。これが、成長期における関節の痛みや怪我(野球肘、オスグッドなどの膝痛)の大きな原因です。

運動神経が良い子(=怪我をせず、どんなスポーツもすぐに上達する子)は、幼少期に公園遊びなどを通じてベースとなる「多様な動きの引き出し」を豊富に獲得しているのです。


【保存版】遊びの中で獲得しておきたい「基本動作」30選

文部科学省の幼児期運動指針などでも推奨されている、人間が日常やスポーツでスムーズに体を動かすための基本動作30選です。どれも日頃の「遊び」の中に隠れています!

① 体を移動させる遊びの動き(10選)
鬼ごっこやアスレチックなどで、自分の体をスムーズに移動させる動作です。

1,走る(鬼ごっこでの加減速や急な方向転換)
2,跳ぶ(川跳びやケンケンパでのジャンプ)
3,登る(木登りやジャングルジム)
4,這う(へう)(トンネルくぐりや低い姿勢での移動)
5,越える(倒木や障害物をまたぐ・飛び越える)
6,滑る(すべり台や芝生での滑り降り)
7,転がる(芝生でのゴロゴロ運動やマット運動)
8,歩く(縁石や平均台など狭い場所での歩行)
9,ステップを踏む(スキップ・リズム遊び)
10,泳ぐ・潜る(水遊びやプールでの全身運動)

② 自分の体をコントロールする遊びの動き(10選)
遊具を使ったり体をひねったりして、自分の姿勢を保ち・操作する動作です。

11,立つ(片足立ちでグラグラせずにピタッと止まる)
12. 起き上がる(倒れても素早く起き上がる)
13. 回る・ひねる(フラフープや身のこなしで背骨をねじる)
14. 曲げる・伸ばす(狭い場所で身体を深く折りたたむ・伸ばす)
15. ぶら下がる(鉄棒や雲梯(うんてい)に自分の体重でぶら下がる)
16. 揺れる(ブランコやロープで体を前後左右に振る)
17. 支える(手をついて自分の体重を支える・カエル倒立など)
18. 倒れる・受け身をとる(こけそうになった時に安全に手をつく)
19. くぐる(低い障害物の下を潜り抜ける)
20. 渡る(グラグラするアスレチックを踏み外さずに渡る)

③ 道具や友達と関わる遊びの動き(10選)
ボール遊びやごっこ遊びを通じて、力加減や道具の扱いを養う動作です。

21. 投げる(ドッジボールや水切り遊びでの投球)
22. 捕る(飛んでくるボールを目と手で協調して捕まえる)
23. 蹴る(ボール蹴り遊びで目標に力を伝える)
24. 打つ(簡易バットやラケットでボールを捉える)
25. 引く(綱引きや友達との引っ張り合い)
26. 押す(相撲ごっこや重い物を押して遊ぶ)
27. 運ぶ(大きな落ち葉や道具を保持して移動する)
28. 転がす(狙った方向へボール等を転がす)
29. つかむ・握る(小石や道具を力加減を調整して握る)
30. 跳び越える(縄跳びや大縄跳びでリズムよく跳ぶ)

引用;https://www.seiban-sodasoda.com/episodes/detail/hotsoda-240613/

習い事で一つの競技だけに打ち込んでいると、実はこの30選のうち「5〜6個の動き」しか使わずに成長してしまうケースが少なくありません。

だからこそ、幼少期〜小学生の時期は「いろんな遊び」を経験させてあげることが何よりのトレーニングになります。遊びの中で自然と30の動きを体験することで、将来どんなスポーツをやっても怪我をしない「本当の運動神経」が育ちます。

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