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筋膜リリースとストレッチ、何が違う?それぞれの役割と上手な取り入れ方

こんにちは!勝太のジムの玉岡です。

「ストレッチは知ってるけど、筋膜リリースって何?」

最近よく耳にする言葉ですが、どちらも体を整えるための方法です。
目的や効果は少しずつ違います。


ストレッチとは?

ストレッチは、硬くなった筋肉を「伸ばす」ことを目的としています。
縮んでしまった筋肉をゆっくりと引き伸ばすことで、関節の動きを広げたり、血流を良くしたり、姿勢を整える効果があります。

例えば、

⚪︎朝起きると体がガチガチに硬い

⚪︎長時間デスクワークをすると肩や腰がこる

⚪︎運動前後に体を柔らかくしたい

こうしたときに役立つのがストレッチです。特にデスクワークが多い人は、胸や太ももの前側の筋肉が硬くなりやすく、ストレッチで緩めることで姿勢の改善や腰痛予防にもつながります。

引用;https://takanashi-s.com/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%81%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC/


筋膜リリースとは?

一方で筋膜リリースは「筋肉を包む膜=筋膜」にアプローチするものです。
筋膜は薄い膜ですが、全身に張り巡らされて筋肉や骨、内臓までもつないでいます。
本来は筋肉同士が滑らかに動くための潤滑剤のような役割を持ちますが、長時間の同じ姿勢や疲労、ケガなどによって筋膜が「よじれる」「癒着する」と動きが制限されてしまいます。

その結果、

⚪︎いつも同じ場所が張ってくる

⚪︎体を動かすと“引っかかる感じ”がある

⚪︎姿勢を正そうとしてもすぐ元に戻る

こうした症状につながることがあります。筋膜リリースは、この「動きを妨げるよじれや癒着」を解いて、筋肉がスムーズに動ける環境を整えるケアです。フォームローラーやボールを使ったセルフケアもあれば、専門家の手で深くアプローチする方法もあります。

引用;https://cuebic.co.jp/your_select/fitness/rs008


違いを例えるなら?

分かりやすく言えば、

「ストレッチ=ゴムをぐーっと伸ばす」

「筋膜リリース=絡まったゴムをほどく」

伸ばす前に「絡まり」を解いてあげると、ストレッチの効果も大きく変わります。


どちらを選べばいい?

実際には「ストレッチが合う人」「筋膜リリースが必要な人」と分けられるものではなく、両方の特性を理解して取り入れることが大切です。
例えば、慢性的な肩こりの人がストレッチをしても伸びにくいと感じる場合、その背景には筋膜の癒着があることが少なくありません。
逆にリリースだけを続けても、筋肉の柔軟性や強さがなければ不調はまた戻ってしまいます。

筋肉痛ってなに??

ストレッチは筋肉を「伸ばす」、筋膜リリースは筋肉を包む膜を「ほどく」。
それぞれ役割は違いますが、組み合わせることで体の動きは格段にスムーズになります。

「硬さが取れない」「動かすと引っかかる」そんな悩みがある方は、まずご自身の体にどんな特徴があるのかを確認してみると良いかもしれません。
状態を知った上でストレッチや筋膜リリースをうまく取り入れると、体の変化を実感しやすくなりますよ。

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