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女性に多い、O脚の原因と改善法
こんにちは!勝太のジムPlus 玉岡です。
今回は、「O脚」について。
O脚と聞くと「見た目の問題」と思われがちですが、実は体の不調の原因になっているケースも多いんです。
O脚とは?
O脚は、医学的には「内反膝」と呼ばれ、膝関節の内側にストレスが集中するアライメント異常です。
足をそろえて立ったときに両膝の間が開き、脚全体がアルファベットの「O」のように見える状態のこと。
日本人に多く、女性に特に多く見られます。
見た目だけでなく、放っておくと膝や腰などに痛みが出てくることもあるため、早めのケアが大切です。
引用;https://kousai.or.jp/okyaku/
なぜO脚になるの?
O脚になる主な原因は、骨格のアライメントの崩れと筋肉のアンバランスです。
⚪︎骨格のアライメント(並び方)の崩れ
骨盤が後ろに倒れていたり、股関節が外に開いたままだったりすると、太ももやスネの骨の角度にねじれが生じます。
すると、膝が外側に開きやすくなり、O脚のような立ち方や歩き方がクセになっていきます。
⚪︎筋肉のアンバランス
姿勢や生活習慣のクセによって、脚まわりや体幹の筋肉に「使いすぎて硬くなる筋肉」と「使われず弱くなる筋肉」が出てきます。
⚫︎弱くなりやすい筋肉
・内転筋:膝を内側に寄せる筋肉。弱くなると膝が外へ開く。
・中臀筋・大臀筋:股関節を安定させる筋肉。機能低下で脚が外向きになりやすい。
・腹横筋:骨盤を安定させる筋肉。弱くなると骨盤が後傾しやすくなる。
⚫︎硬くなりやすい筋肉
・大腿筋膜張筋、腸脛靭帯:脚を外に引っ張り続ける。
・ハムストリングス:特に外側が緊張すると骨盤が後ろに傾きやすい。
このような筋肉のバランスの崩れが、足全体のねじれを生み、O脚を引き起こします。
O脚が引き起こす不調
O脚を放置すると、次のような不調につながることがあります。
▪️膝や股関節の痛み
▪️腰痛
▪️むくみ・冷え
▪️歩行の乱れ
▪️骨盤の歪み
▪️変形性膝関節症のリスク上昇
これらは、脚のラインだけでなく、体の中心である骨盤や姿勢全体にも悪影響を与えます。
O脚の改善法
O脚は、日常の姿勢や動きのクセが大きく関係しているため、トレーニングとストレッチで改善が可能です!
① 内転筋のトレーニング→ 膝を内側に寄せる力を強化。
② 中臀筋・腹筋の活性化→ お尻や体幹を鍛えることで、骨盤の後傾を防ぎ、脚のねじれをリセット。
③ 太ももの外側をほぐす→ ストレッチやフォームローラーで、大腿筋膜張筋や腸脛靭帯をリリース。
④ 足のアーチを整える→ タオルギャザーやつま先立ちなどで、足裏の筋肉も鍛えよう。