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変形性股関節症とは?
こんにちは!
勝太のジムの水野勝太です!
今回は変形性股関節症についてです!!
変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り、骨が変形することで、痛みや動きにくさを感じてしまう病気です。主な症状としては、以下のものが挙げられます。
• 痛み: 股関節の痛みは、初期には歩行時や立ち上がり時に感じることが多く、進行すると安静時や夜間にも痛むことがあります。
• 動きにくさ: 股関節の動きが制限され、歩幅が狭くなったり、かがむのが難しくなることがあります。
• こわばり: 朝起きた時などに、股関節がこわばって動きにくいことがあります。
変形性股関節症の原因
変形性股関節症の原因は、まだ完全に解明されていませんが、以下の要因が考えられています。
• 加齢: 加齢に伴い、関節軟骨がすり減りやすくなります。
• 肥満: 体重が増えると、股関節に負担がかかり、軟骨がすり減りやすくなります。
• 関節の使い過ぎ: スポーツ選手や職業柄、股関節を酷使する人では、変形性股関節症になるリスクが高まります。
• 先天的な股関節の異常: 股関節の形成不全など、生まれつきの異常が原因となることもあります。
変形性股関節症のステージ
変形性股関節症のステージは、以下の4つに分けられます。
• 前期: 関節軟骨のわずかな損傷や、関節の構造的な異常が見られる段階です。自覚症状は少ないことも多く、痛みはあっても軽いものが一般的です。
長時間の歩行後に足がだるい、疲れやすいなどの症状があります。
• 初期: 関節軟骨のすり減りが進み、関節の隙間が狭くなってきます。痛みやこわばりなどの症状が出始め、運動制限も現れてくることがあります。
この時期に、筋力強化や関節可動域訓練などのリハビリテーション治療が必要になってきます。関節変形の進行を予防するために、関節温存手術をする場合もあります。
• 進行期: 関節軟骨の広範囲な損傷、骨の変形、関節の隙間が著しく狭まるなど、病気がかなり進んだ状態です。痛みは強くなり、日常生活に支障をきたすこともあります。
骨の棘や空洞ができて、しゃがみ込みや屈伸時の痛み、歩行時痛が取れなくなります。
人工関節置換術の適応が増えてきます。
• 末期: 関節が大きく変形し、関節の機能がほとんど失われている状態です。日常生活が著しく制限され、痛みも非常に強くなります。
関節同士の軟骨がほぼ擦り切れてなくなるため、曲げると骨どうしが擦れてゴリゴリ言います。
治療としては、人工関節置換術を行います。
引用;https://www.kuriyama-hp.jp/depart/orthopedic_faq04.html
変形性股関節症の治療
変形性股関節症の治療法は、症状の程度や進行度によって異なります。
• 薬物療法: 痛み止めや炎症を抑える薬など、薬物療法が第一選択となります。
• 運動療法: 関節の動きを良くし、筋肉を強化する運動療法が重要です。
• 物理療法: 温熱療法や電気治療など、物理療法も有効な場合があります。
• 関節注射: 関節内にヒアルロン酸などを注射することで、痛みを軽減させることがあります。
• 手術: 病気が進行し、日常生活に支障が出る場合は、人工関節置換術などの手術が検討されます。
変形性股関節症の予防
変形性股関節症の予防には、以下のことが大切です。
• 適度な運動: ウォーキングや水泳など、関節に負担をかけすぎない運動を心がけましょう。
• 体重管理: 肥満は関節への負担を増やすため、適正な体重を維持しましょう。
• 正しい姿勢: 猫背など、悪い姿勢は関節に負担をかけるため、正しい姿勢を心がけましょう。
まとめ
変形性股関節症は、女性が圧倒的に多い疾患で、予防がとても大切です!
適切な動き方や、股関節周囲の筋力強化、体重管理などを心がけましょう!また、痛みがあるようでしたら、早めに整形外科を受診しましょう。
では、素敵な健康習慣を!!