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肩の動きに関係する肩甲骨とは?
こんにちは!勝太のジムPlus 玉岡です。
今回のブログは「肩甲骨」についてです。肩甲骨はがしなどでよく耳にする部位だと思います。身体の動きに重要な役割をしている部位です。
背中の上の方にある逆三角形の平らな骨で四肢の動きや姿勢を保つ役割があります。
肩甲骨の役割
◎関節の形成
肩甲骨は上腕骨の頭と、接する浅いくぼみがある関節窩を持っています。
この関節窩と上腕骨頭が結合して肩甲上腕関節という球関節を形成しています。
肩甲上腕関節は腕の様々な動作に関係しています。
腕を前方に上げる、後方に伸ばす、上腕骨を軸にして回転させ前方に回したり後方に回したりします。
日常生活の動作で日々使っています。
肩鎖関節という関節は肩甲骨と鎖骨を繋いでいる関節になります。
ラグビーや柔道、レスリングといったコンタクトスポーツでの受傷が多く、それ以外にもスキーやスノーボードなどによる衝突や転倒により、肩を強打することで怪我しやすい関節になります。
肩甲胸郭関節は肩甲骨と胸郭の間に形成される関節で、肩甲骨が肋骨の上を滑ることで肩を動かします。
肩の動きの約2/3がこの関節になります。
肩峰下関節は肩甲上腕関節の上方と肩峰の間に位置する場所のことで、肩の動きをなめらかにする役割があります。
引用;阪田整形外科リハビリクリニックブログより https://www.sakataseikei.com/2018/12/25/2752/
◎肩甲骨に関係する筋肉
ローテーターカフと呼ばれる4つの筋肉、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋からなる総称です。肩関節を安定させ、肩関節の内旋(内側に回す)外旋(外側に回す)や挙上(上に挙げる)など、関係してます。
安定させることで肩関節が脱臼しにくくなり、硬いと四十肩の原因になります。
⚪︎棘上筋
肩甲骨の棘上窩から上腕骨に付着します。
肩の外転(腕を体側から外側へ持ち上げる動作)をサポートします。
⚪︎棘下筋
肩甲骨の棘下窩から上腕骨に付着し、肩の外旋(腕を外側に回す動作)を行います。
⚪︎小円筋
肩甲骨の外側縁から上腕骨の大結節に付着し、肩の外旋、肩関節の伸展をします。
⚪︎肩甲下筋
肩甲骨の前面から上腕骨の小結節に付着し、肩の内旋(腕を内側に回す動作)、内転を行います。
前鋸筋は第1〜第9肋骨の外側面から肩甲骨の内側面に付着し、肩甲骨の外転を行います。前鋸筋は呼吸時に胸郭を安定する大事な役割もあります。
前鋸筋が弱くなると肩甲骨が背中から突き出るような状態になり、肩が不安定になり痛みが出ます。
僧帽筋は背中の上部から首にかけて広がる大きな筋肉です。僧帽筋が緊張すると血流が悪くなり肩こりの原因になります。
僧帽筋上部→項靭帯と後頭骨から鎖骨にかけて付着します。
肩甲骨の挙上(肩を持ち上げる)を行います。
僧帽筋中部→第7頚椎から第1〜第3胸椎の棘突起に付着します。
肩甲骨の内転(肩甲骨を背中の中心に近づける)を行います。
僧帽筋下部→第4〜第12胸椎の棘突起から肩甲棘の内端に付着します。
肩甲骨の下制(肩甲骨を下に引く)を行います。
肩甲挙筋は第1〜第4頚椎の横突起から肩甲骨の上角部分に付着します。
肩甲骨の挙上、内転を行います。肩甲挙筋も僧帽筋と同様、悪い姿勢が長時間続くと肩まわりが緊張し、肩こりの原因になります。
『肩甲骨』はたくさんの筋肉や関節が関係しており、それぞれとても重要な役割をになっています。
ブログでおすすめのストレッチや筋トレをご紹介していますので、ぜひご覧ください。