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「腰で歩いていませんか?」―骨盤と股関節の使い分けが体を守る
こんにちは!勝太のジムの玉岡です。
「歩くと腰が疲れる」
「体をひねると腰だけが動いている気がする」
「立ったまま靴を履くとふらつく」
こんな感覚がある方は、もしかすると骨盤と股関節の使い分け(分離)がうまくできていないかもしれません。
私たちの体は、本来とても巧妙に役割分担されています。歩くとき、本来は骨盤は“安定した土台”、股関節は“よく動く関節”として働くはずです。
イメージで言うと、骨盤=家の土台 股関節=ドアの蝶番(ちょうつがい)
土台はできるだけ安定させたまま、ドア(股関節)がスムーズに開閉する――これが理想的な体の使い方です。
ところが現代の生活では、この役割分担が崩れがちです。
長時間の座位、スマホを見る姿勢、運動量の低下などによって、股関節の動きが硬くなったり、体幹の支えが弱くなったりします。すると体は「動かしにくい股関節」の代わりに、腰ごと動かしてしまうようになります。
つまり、本来はドア(股関節)だけを動かせばいいのに、土台(骨盤)ごと動かしてしまう状態です。
これが続くと何が起こるでしょうか。
腰はもともと「大きく動く関節」ではなく、「体を支える関節」です。そこに動きの役割を押し付けてしまうと、
◉腰が疲れやすい
◉ぎっくり腰が起こりやすい
◉歩くときに体がねじれる
◉股関節や膝にも負担がかかる
といった不調につながりやすくなります。
特に歩行ではこの影響が出やすく、本来は股関節で脚を前に運ぶはずなのに、腰ごとひねって歩いてしまう人が増えています。結果として、歩くたびに腰へ余計な負担がかかってしまうのです。
では、どうすればよいのでしょうか。
大切なのは、いきなり筋トレを頑張ることではありません。まずは「骨盤と股関節を分けて動かす感覚」を取り戻すことです。

引用;https://ts-pilates.com/column82/
具体的には、
◎骨盤はできるだけ安定させる練習
◎股関節をスムーズに動かす練習
◎体幹(インナー)の支えを感じる練習
こうした“動きの質”を整えることが先決です。

引用;https://tarzanweb.jp/post-290961
ピラティスやコンディショニングでは、まさにこの「分離と安定」を丁寧に練習します。腰に力を入れるのではなく、体幹で支えながら股関節を動かす感覚をつくっていきます。
その上で筋トレを行うと、同じ運動でも体への負担が減り、効率よく動けるようになります。
「腰で歩いているかも」と感じたら、それは体からの小さなサインかもしれません。
痛みが出る前に、体の使い方を見直してみましょう。

