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冬にぎっくり腰が増える理由と予防のポイント
こんにちは!勝太のジムの玉岡です。
「冬になるとぎっくり腰が増える」と耳にしたことはありませんか?
実際に寒い時期は腰痛やぎっくり腰の相談が多くなります。
では、なぜ冬にぎっくり腰が起こりやすいのでしょうか?
今回はその理由と予防のポイントについてご紹介します。
冬にぎっくり腰が増える理由
1. 寒さによる筋肉の硬さ
気温が下がると血流が悪くなり、筋肉や関節は硬くなりやすくなります。柔軟性が落ちると、ちょっとした動きでも筋肉や靭帯に負担がかかり、ぎっくり腰のリスクが高まります。
2. 動きが少なくなる
寒い季節は外出や運動の機会が減り、体を動かす時間が少なくなります。その結果、筋肉や関節がこわばった状態で急に動くことが増え、腰に強い負担がかかりやすくなります。
3. 厚着や姿勢の崩れ
冬は服が重くなり、自然と背中や肩が丸まりやすくなります。この姿勢は腰への負担を増やし、ぎっくり腰の誘因となります。
4. 生活リズムの乱れ
年末年始は食事や飲酒の機会が増え、睡眠不足や体重増加につながりやすい時期。こうした体調の乱れも腰への負担を大きくします。
ぎっくり腰を防ぐためのポイント
◉朝の動きに注意
布団から出るときに勢いよく起き上がると腰に負担が集中します。横向きになってからゆっくり起き上がる習慣をつけましょう。
◉軽い運動で血流を促す
日中に軽いストレッチや体操を取り入れることで、筋肉の硬さを防ぎます。特に腰回りや股関節を動かす習慣が有効です。
◉水分補給を忘れない
冬は喉が渇きにくいため水分不足になりがちです。血流を保つためにもこまめに水分を取りましょう。
◉筋力をつける
腰を支える体幹やお尻の筋肉を鍛えることで、急な動きにも耐えられる体になります。日頃から少しずつでも取り組むことが大切です。
冬にぎっくり腰が増えるのは、寒さ・運動不足・姿勢の崩れ・生活リズムの乱れなど、いくつかの要因が重なるためです。
予防のためには「温める」「動かす」「整える」を意識することが大切。
当ジムでは、理学療法士による筋膜リリースやストレッチで硬くなった体を整え、その後にピラティスや筋力トレーニングで再発しにくい体づくりをサポートしています。
冬の不調が気になる方は、ぜひ体のケアを意識してみてください。