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PRP注射・培養幹細胞治療 について
こんにちは!
勝太のジムの水野勝太です!
今回は前々回の変形性膝関節症でちらっとご紹介した、PRP注射・培養幹細胞治療についてです!
どちらも、関節内に注射をする最新治療ですが、どのような治療法で違いがあるのかご紹介いたします。
PRP療法について
PRP(多血小板血漿)療法は、患者自身の血液から血小板を濃縮して抽出したPRP(Platelet-Rich Plasma)を患部に注射する再生医療の治療法です。血小板には成長因子などの生理活性物質が含まれており、組織の修復や炎症の抑制を期待して行われます。
PRP注射の手順
- 採血: 患者様から少量の血液を採取します。
- 血小板の分離: 採取した血液から遠心分離機を用いて血小板を分離します。
- 成長因子の抽出: 分離した血小板から成長因子を抽出し、活性化させます。
4. 注射: 抽出した成長因子を患部に注射します。
引用;https://www.hiza-saisei.com/treatment/prp/
なぜ効果が期待できるの?
血液の中の血小板には、損傷した組織を修復する能力や炎症を抑える効果があります。このPRPを痛みのある関節に注入することで、以下の効果が期待できます。
- ・痛み軽減: 関節の痛みを引き起こしている炎症を抑え、損傷した軟骨を修復することで、痛みを軽減します。
- ・機能回復: 関節の動きがスムーズになり、日常生活が楽になります。
- ・病気の進行抑制: 関節の破壊を遅らせ、病気の進行を抑制する可能性があります。
培養幹細胞治療
培養幹細胞治療とは、患者自身の脂肪細胞を最終的し、培養した幹細胞を患部に注射する再生医療の治療法です。
幹細胞には、骨や筋肉、関節などの細胞に分化する能力があり、再生医療に用いられています。
培養幹細胞治療の手順
- 脂肪から幹細胞を採取: まず、お腹などから少しだけ脂肪を採取します。この脂肪の中に、体の組織を修復する力を持つ「幹細胞」がたくさん含まれています。
- 幹細胞を培養: 採取した脂肪から幹細胞を分離し、特別な培養液の中で増やします。
3. 関節へ注入: 培養した幹細胞を、痛みが強い関節へ注射します。
引用;https://www.knee-kobe.com/treatment/culture-stemcell/
なぜ効果が期待できるの?
幹細胞には、損傷した組織を修復したり、新しい細胞を作り出す能力があります。この幹細胞を痛みのある関節に注入することで、以下の効果が期待できます。
- ・痛み軽減: 関節の痛みを引き起こしている炎症を抑え、損傷した軟骨を修復することで、痛みを軽減します。
- ・機能回復: 関節の動きがスムーズになり、日常生活が楽になります。
・病気の進行抑制: 関節の破壊を遅らせ、病気の進行を抑制する可能性があります。
PRP治療と幹細胞治療の違い
PRP注射 |
培養幹細胞治療 |
|
使用する細胞 |
血小板 |
幹細胞 |
効果 |
損傷組織の修復、炎症抑制 |
組織の再生、機能回復 |
治療期間 |
比較的短い |
比較的長い |
費用 |
数万円~数十万円 |
数十万円~数百万円 |
どちらを選ぶべきか
どちらの治療法が適しているかは、患者さんの状態や損傷の程度、医師の判断によって異なります。
- PRP注射が適している場合:
⚪︎比較的軽度の損傷
⚪︎短期間で効果を実感したい場合
- 培養幹細胞治療が適している場合:
- ⚪︎重度の損傷
- ⚪︎長期的な効果を期待したい場合
⚪︎ 関節の機能回復を重視する場合
まとめ
PRP注射と培養幹細胞治療は、それぞれ異なるメカニズムで治療効果を発揮します。どちらの治療法を選択するかは、医師とよく相談し、ご自身の状態に合った治療法を選ぶようにしましょう。
何かわからない点があれば、勝太のジムスタッフにお気軽にお聞きください。
では!
ステキな健康習慣を!!