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年末年始の“同じ姿勢”が体を固める理由。こたつ・運転・ソファの罠とは?

こんにちは!勝太のジムの玉岡です。

年末年始はゆっくり過ごす時間が増えますよね。
こたつに入ってテレビを見たり、長距離運転で帰省したり、ソファでゴロゴロ…気づけば何時間も同じ姿勢のまま。

実はこの「長時間同じ姿勢」が、腰痛・肩こり・股関節痛・むくみ・だるさ を引き起こす大きな原因になります。
なぜ同じ姿勢が体に負担になるのか、そしてどう予防すれば良いのか、分かりやすくお伝えします。


ずっと同じ姿勢=筋肉・関節・神経が“固まる”

人間の体は 「動くことを前提につくられた構造」 です。
特に背骨・肋骨・股関節は、細かく連動しながら動くことで姿勢のバランスを保っています。

しかし年末年始のように
・長距離運転で座りっぱなし
・こたつで前かがみ
・ソファで横向きに丸くなる

という姿勢を続けると、

◉筋膜が縮んだまま固まりやすい→ 冬は特に筋膜の伸びが悪く、張り・痛みにつながる

◉股関節が前に詰まり、腰が反りやすくなる→ ぎっくり腰のリスクも上がる

◉ 肋骨が動かず呼吸が浅くなる→ 肩まわりの過緊張・頭痛に直結

◉血流低下で脚が重だるい→ むくみ・冷えの原因に

これらは「老化」ではなく、ただ 同じ姿勢が長く続きすぎただけ で起きるものです。


こたつ姿勢は猫背を加速させる?

こたつで前のめりに座る姿勢は

・骨盤が後ろに倒れる
・腰椎カーブが消える
・胸郭が潰れる

という “猫背セット” が揃っています。

その結果、

◉背中や腰が張る
◉呼吸が浅くなる
◉肩がすくむ
◉首が疲れやすくなる

という不調が起こりやすくなります。

“こたつは悪者”ではありませんが、同じ体勢が続くこと が身体の負担になります。

猫背が“楽”に感じるのはなぜ?


帰省中の長距離運転も要注意

運転姿勢は一見まっすぐ座っているようで、

実は…

・股関節は軽く曲がりっぱなし
・腰は反り気味
・肩は前に入りやすい
・視線が固定され続ける

という、全身が「固まる姿勢」。

特に冬は気温が低いため、筋膜が伸びにくく 腰痛が起こりやすい環境 が揃っています。

引用;https://wow.jpn.com/magazine/?p=1351


年末年始に身体を守るためのヒント

特別な運動は必要ありません。ただし、“固まる前にほぐす” ことが大切。

① 30〜60分おきに姿勢を変える
立つ・歩く・伸びをする。これだけで筋膜の血流が改善し、痛みが出にくくなる。

② 深呼吸で肋骨を動かす
冬は呼吸が浅くなりがち。胸の前が開くだけで肩こりが減る。

③ 股関節を軽く動かす
もも上げ、足首回し、かかとアップなど。腰痛・むくみ予防に特に効果的。

④ 寝る前に背中を丸めたり伸ばしたり
“しなる背骨”を取り戻すと翌朝の動きが変わる。

年末年始はどうしても動く量が減り、同じ姿勢が長くなることで体が固まりやすい時期です。

固まる前に、少しだけ体を動かしてあげましょう。

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