BLOG
内臓脂肪と皮下脂肪。種類で変わる減らし方の戦略。
こんにちは!勝太のジムの玉岡です。
「同じように運動しているのに痩せる場所が違う」
「お腹ばかり気になる」「下半身だけ落ちない」こう感じたことはありませんか?
実は、脂肪は一種類ではなく、場所・つく理由・減りやすさが違う種類があります。
つまり、脂肪の種類によってアプローチ方法が変わるということです。
今日は、脂肪の種類と、それぞれに合った改善方法を解説します。
脂肪には大きく5つのタイプがある
①内臓脂肪
お腹の奥、内臓の周りにつく脂肪。
・男性に多い
・ストレス・早食い・過食・夜遅い食事と関係
・つきやすいが、落ちやすい脂肪
内臓脂肪は代謝が早いので、運動・呼吸+食事調整で比較的すぐに変化が出ます。
②皮下脂肪
皮膚のすぐ下にある脂肪。
・二の腕・お尻・太もも・背中に多い
・女性に多い
・冷え・むくみ・運動不足と関係
・つきやすく、落ちにくい
皮下脂肪は“守る脂肪”。落とすには時間が必要ですが、筋トレ+循環改善で動き始めます。
引用;https://brand.taisho.co.jp/contents/alli/004/
③褐色脂肪
実は脂肪にも「燃やす側」が存在します。肩甲骨周り・鎖骨下・首の後ろにある脂肪で、体温調整と熱産生を担当しています。
・寒冷刺激(温冷交代浴・冬の外気)
・HIITや強度変化のある運動
・背中や肩甲骨周りを動かす動作
これらが褐色脂肪を活性化し、脂肪燃焼を加速します。

引用;https://anzu946.com/050308/
④異所性脂肪
本来脂肪がつかない場所につく脂肪。
・肝臓(脂肪肝)
・筋肉内(霜降り状態)
・心臓・血管まわり
見た目には分からなくても、代謝や体調に影響します。→ 運動習慣+食事+血流改善が必須。
⑤セルライト
脂肪+老廃物が固まったもの。
・冷え
・むくみ
・筋膜の滑りの悪さ
これらが原因となり表面が凸凹した状態になります。
⚪︎血流改善
⚪︎筋力トレーニング
⚪︎正しい動きで代謝を上げる
⚪︎必要なら筋膜リリース
燃焼だけでは改善しにくい脂肪です。
脂肪の種類によってアプローチが違う
| タイプ | 必要な改善方向 |
|---|---|
| 内臓脂肪 | 食事・生活習慣・呼吸・有酸素×体幹 |
| 皮下脂肪 | 筋トレ・血流改善・姿勢改善・継続 |
| 異所性脂肪 | 生活改善+運動習慣必須 |
| セルライト | 循環×筋力×筋膜×姿勢 |
| 褐色脂肪 | 活性化させることで燃焼スイッチ |
痩せるための共通ポイント
✅呼吸(横隔膜)で体幹を働かせる
✅姿勢を整えて代謝しやすい体をつくる
✅長時間動くより、継続できる量
身体はいつからでも変えられます。
大切なのは「一気に頑張ること」ではなく、今できることをコツコツ積み重ねていくこと。
小さな変化の積み上げが、未来の大きな変化につながります。


