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冷えと肩甲骨の関係
こんにちは!勝太のジムの玉岡です。
冬になると、手足が冷たい、首や肩がこる、背中が重い…
そんな不調の裏には、肩甲骨の動きの悪さが隠れているかもしれません。
肩甲骨は、上半身の“血流のハブ”のような存在。
動かなくなると、背中から腕、首にかけて筋肉が硬くなり、
血のめぐりが滞って体が冷えやすくなります。
肩甲骨が動かないと冷える理由
肩甲骨は、体の中でもたくさんの筋肉が集まる場所です。
背中側では広背筋や菱形筋、前側では小胸筋などがつき、腕や胸、首など全体と連動しています。
寒さや姿勢の崩れで肩甲骨が動かなくなると、
⚪︎肩まわりの血流が悪くなる
⚪︎呼吸が浅くなる(胸郭が動かない)
⚪︎代謝が落ちる
→ 結果として“冷えやすい体”になるのです。
肩甲骨を動かすと得られる効果
肩甲骨を滑らかに動かせるようになると、
背中から腕、そして全身への血流がスムーズになります。
◎首や肩のこりが軽くなる
◎手先の冷えがやわらぐ
◎呼吸が深くなる
◎背筋が伸びて姿勢が整う
つまり、肩甲骨を動かすことで「温まる」「整う」「ラクになる」が同時に起こるのです。
動かす前に整えるのがポイント
ガチガチの状態でいきなり大きく動かすと、
かえって首や肩を痛めることがあります。
まずは、
-
胸を開いて呼吸を深くする
-
肩をすくめてストンと落とす
-
肩甲骨部分を丸めたり、肩甲骨を下げるように手を後ろに伸ばしてみる
など、ゆるめてから動かすことが大切です。


ピラティスの動きや軽いチューブエクササイズもおすすめ。
継続していくと、背中がぽかぽかしてきます。
冷えを感じたら、まず「肩甲骨」が動いているかをチェックしてみましょう。
上半身の血流が良くなるだけで、体全体の温まり方が変わります。
理学療法士監修のもとで、“整えてから動かす”ことで、無理なく冷え対策ができます。
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