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長時間歩いても疲れないために必要な体の準備
こんにちは!勝太のジムの玉岡です。
秋の行楽シーズンや旅行に出かけると、「たくさん歩いたら膝や腰が痛くなった」「翌日まで疲れが残る」と感じたことはありませんか?
年齢のせいだと諦めてしまいがちですが、実は歩くときの体の使い方や筋肉の働きに原因があることが多いのです。
なぜ長時間歩くと疲れやすいのか?
歩く動作はシンプルに見えて、全身の筋肉と関節を協調させる複雑な動きです。
疲れやすい原因には次のようなものがあります。
◎下肢の筋肉の持久力不足
太ももの筋肉(大腿四頭筋・ハムストリング)やふくらはぎ(下腿三頭筋)が弱いと、一歩ごとの推進力が小さくなり疲労が蓄積します。
◎股関節や足首の可動域制限
関節が硬いと歩幅が小さくなり、無理に腰や膝を使って歩くことになります。
◎体幹の安定性不足
お腹やお尻の筋肉が弱いと骨盤や背骨が安定せず、長時間の歩行で腰や膝に負担が集中します。
引用;https://fytte.jp/news/healthcare/147777/
疲れにくく歩くための体の準備
ただ筋肉を鍛えるだけではなく、関節の動きと安定性をバランス良く整えることが大切です。
◉股関節と足首の柔軟性を出す
お尻や前もものストレッチで関節の可動性を高めると、自然と歩幅が広がります。
◉お尻と体幹を鍛える
スクワットやヒップリフトなどで骨盤を安定させると、腰や膝の余計な負担を減らせます。
◉足裏を整える
足のアーチは衝撃を吸収する役割があります。タオルを足指で手繰り寄せる「タオルギャザー」や裸足での軽い歩行は効果的です。
長時間歩いても疲れにくい体は、旅行をより楽しくしてくれます。
一方で準備を怠ると、せっかくのお出かけが「膝が痛い」「腰が重い」といった不調で台無しになることも。
大切なのは「筋肉を鍛える」と「関節を柔らかくする」を両立させること。
特に40代以降は筋力や柔軟性の低下が進みやすいので、意識して取り組むことが予防になります。
当ジムでは、理学療法士による体のチェックで硬い部分や弱い部分を見極め、筋膜リリースやストレッチで整えた後、ピラティスや筋力トレーニングで「疲れにくい体」を育てていきます。
行楽シーズンを元気に楽しむために、今のうちから体の準備を始めてみませんか?