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見えないけど超重要!お尻の“深層筋”が働かないとどうなる?
こんにちは! 勝太のジムPlus 玉岡です。
「お尻を鍛える=ヒップアップ」と思われがちですが、実はお尻の奥には“姿勢や動きの安定”に関わる、とても大切な筋肉があります。
それが「深層外旋六筋」と呼ばれる、お尻の深層筋たちです。
深層筋ってどんな筋肉?
お尻の深層には、股関節を外に回したり、骨盤を安定させたりする6つの筋肉があり、これをまとめて「深層外旋六筋」と呼びます。
【深層外旋六筋の種類と役割】
⚪︎梨状筋
→ 坐骨神経のすぐ近くを通る筋肉。硬くなると神経を圧迫しやすく、坐骨神経痛の原因になることも。
⚪︎上双子筋・下双子筋
→ 股関節の外旋(足を外に開く動き)を助け、骨盤の横ぶれを防ぐ。
⚪︎内閉鎖筋・外閉鎖筋
→ 骨盤の内外から大腿骨をしっかり支え、安定した動作をサポート。
⚪︎大腿方形筋
→ 股関節の深部に位置し、動きの中で関節をしっかり固定する働きが強い。
これらの筋肉は「インナーマッスル」として、骨盤・股関節の安定性に直結する重要な存在です。
引用;http://clindsc.com/basic/basic_1-5-22.html
働かないと起こる不調とは?
現代人は座る時間が長くなりがちで、この深層筋がうまく使われていない方がとても多いです。
使われないことで、次のような不調が出やすくなります。
▪️腰痛や股関節の違和感
▪️骨盤のゆがみ、反り腰
▪️スクワット時に膝が内側に入る(ニーイン)
▪️お尻が垂れやすくなる
▪️歩行時に足が外に流れやすい
見た目の問題だけでなく、「痛み」や「不調」の根本原因になることも。
おすすめのエクササイズ
深層筋は小さくて意識しにくい分、“丁寧に・ゆっくり”動かすことがポイントです。
以下のようなエクササイズがおすすめです。
◎ クラムシェル
横向きに寝て、膝を曲げたまま上側の脚を開閉。反動を使わず、股関節の外旋を感じながら行います。
◎ヒップリフト+内もも意識
仰向けでお尻を持ち上げる定番種目に、内ももを軽く締める意識をプラス。骨盤周りの安定性がUP!
◎ピラティスや体幹トレーニングも◎
呼吸と動きをコントロールするエクササイズは、深層筋を働かせるのに最適です。
お尻の深層筋=“見えないけどめちゃくちゃ大事な筋肉”。
普段のトレーニングやストレッチに、ぜひこの【深層筋】へのアプローチを取り入れてみてくださいね!