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医療現場で使われるレントゲンとは??

こんにちは!

勝太のジムの水野勝太です。

本日はレントゲンについてです。

 

私たちの体の内部を目で見ることができる技術が「レントゲン」です。
病院やクリニックでよく目にするこの機械、実際にどのように働き、どんな場面で役立つのでしょうか。
今回はレントゲンについて、仕組みから活用方法まで、わかりやすくご紹介します。


 

レントゲンの仕組み

レントゲンはX線(エックス線)」という特殊な放射線を使って体の内部を撮影する技術です。
X線は非常に細かい粒子のようなもので、人体を通過する力が強いのが特徴です。
しかし、骨や金属はX線を通しにくいため、これらが白く写り、逆に空気や筋肉、脂肪などはX線を通しやすいため、暗く映ります。この差を利用して、体内の状態を画像として記録します。

引用;https://www.kodomonokagaku.com/read/hatena/5127/

 


 

レントゲンの使い道

レントゲンは多くの医療現場で活用されています。
特に、骨折や異常を見つけるために使われることが多いです。
例えば、交通事故やスポーツで骨を折った場合、レントゲンで骨の状態を調べることができます。
また、肺の病気(例えば肺炎や肺がん)の検査にも用いられます。胸部のレントゲン検査は、肺の内部や心臓を調べるために一般的に行われます。


 

レントゲンの利点

レントゲンの大きな利点は、体内の状況を非侵襲的に(つまり、体を切ったり傷つけたりせずに)確認できることです。これにより、早期に病気を発見し、治療を迅速に行うことができます。例えば、肺がんの早期発見や、骨折の正確な診断に役立ちます。


 

CTとの違いは?

CT(コンピュータ断層撮影)は、実はレントゲンと同じX線を使っていますが、大きな違いは「立体的に画像を撮れる」こと。
レントゲンが1方向からの平面的な画像なのに対し、CTは体をスライスするように細かく断面画像を撮影し、コンピュータで立体的に再構成します。これにより、より詳しい情報が得られるのがCTの強みです。

たとえば、小さな腫瘍や内臓の微細な変化など、レントゲンでは見つけにくい異常もCTでは発見しやすくなります。

CTについて

 


 

MRIとの違い

MRI(磁気共鳴画像診断装置)は、レントゲンやCTと違い放射線を使いません。強い磁場と電波を使って体の中の水分の動きをとらえ、画像に変換します。
そのため、脳・脊髄・筋肉・靭帯など、柔らかい組織の検査に特に強いのが特徴です。

例えば、脳の異常や椎間板ヘルニア、関節の損傷などはMRIのほうがはっきりとわかります。一方で、撮影に時間がかかる・音が大きい・閉所恐怖症の人にはつらいというデメリットもあります。

MRI(磁気共鳴画像)について


 

使い分けのイメージ

・レントゲン:まずのスクリーニング(骨折・肺炎など)に。早くて安価。

CT:内臓や血管などを詳しく見たいとき。スピーディで立体的。

MRI:脳・神経・関節など、柔らかい組織をじっくり調べたいときに。


 

レントゲンの注意点

X線は放射線を使っているため、過度な放射線量を浴びることは体に悪影響を与える可能性があります。ですが、現代の医療では放射線量は非常に少なく、リスクは最小限に抑えられています
医師は必要最低限のレントゲン撮影を行うように配慮しており、健康リスクを減らすために撮影の回数も必要な場合に限られています。


 

まとめ

レントゲンは、私たちの体の内部を確認するために非常に重要な医療技術です。
骨折や肺の疾患を早期に発見するために欠かせない役割を果たしています。
放射線の影響を心配する方もいるかもしれませんが、適切な使用法のもとでのレントゲン検査は、安全な診断方法です。
医師の指示に従い、健康診断や必要な検査を受けることで、病気の早期発見に繋がることを理解しておきましょう。

では、素敵な運動習慣を!!

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