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全十字靱帯損傷について
こんにちは!
勝太のジムの水野勝太です。
今回は前十字靭帯損傷についてです。
膝関節の靭帯損傷でスポーツをされている人に多い疾患です。
前十字靭帯って何?
膝の関節には、骨と骨をつなぐ「靭帯」という丈夫なバンドがいくつかあります。
前十字靭帯は、膝の真ん中あたりで、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)をつないでいます。
役割は、すねの骨が前にずれすぎないようにしたり、膝がねじれすぎないようにしたりすることです。
この前十字靭帯損傷を起こすと、同時に内側半月板、内側側副靱帯、を同時連動して起こすことがあり、治療がとても大変になるため、予防が重要な怪我の一つです。
引用;https://www.jskumi.jp/14352163234708
どんなときに損傷するの?
- ⚫︎ジャンプの着地でバランスを崩したとき
- ⚫︎急な方向転換やストップをしたとき
- ⚫︎他の人とぶつかって膝を強くひねったとき
- ⚫︎友達には、怒って地団駄を踏んでキレた友達もいます。
どんな症状が出るの?
- 怪我をした瞬間に「ブチッ」という音が聞こえたり、膝が外れたような感じがしたりすることがあります。
- 激しい痛みで動けなくなることがあります。
- 膝が急速に腫れてきます。
時間が経つと、痛みは少し落ち着くかもしれませんが、膝が不安定になり、力が入りにくくなります。
どうやって診断するの?
- 病院で、先生が膝を触って動きを確認します。
- レントゲンやMRIなどの検査で、靭帯の状態を詳しく調べます。
- 関節液を抜き、その色でも判断します。
どうやって治療するの?
- 治療法は、年齢やスポーツをするかどうかなどによって変わります。
- ⚪︎手術をしない場合:リハビリをして、筋力をつけ、膝を安定させます。
- ⚪︎手術をする場合:切れてしまった靭帯を、自分の体の他の部分から取ってきた腱などで作り直します。
- どちらの場合も、リハビリがとても大切です。
断裂ので手術の場合のリハビリ期間の目安
- 手術後約3~4週間で松葉杖なしで歩行が可能になる
- 3ヶ月ほどでジョギングやジャンプなどのスポーツ動作を開始する
8ヶ月以降にスポーツ競技に復帰する
◎レッグエクステンション 大腿四頭筋を鍛える
◎レッグフレクション ハムストリングスを鍛える
予防するには?
- ⚪︎準備運動をしっかりとする。
- ⚪︎バランス感覚や筋力を鍛えるトレーニングをする。
- ⚪︎正しい体の使い方を身につける。
⚪︎扁平足の影響も受けるため、合うインソールを使用してみる。
もしも怪我をしてしまったら
- すぐに病院へ行き、適切な治療を受けることが大切です
- 自己判断せず、病院に行ってください。意外と損傷の場合腫れるだけで歩けたりします。
前十字靭帯損傷は、しっかりと治療すれば、またスポーツを楽しむことができます。諦めずに、根気強くリハビリに取り組みましょう。
何かわからない点があれば、勝太のジムスタッフまでお聞きください。
では、ステキな健康習慣を!!