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CTについて

こんにちは!
勝太のジムの水野勝太です!
今回はCTComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)についてです!

CT検査とは、X線を使って体の断面を撮影する検査です。レントゲン写真では体の正面や側面からの画像しか分かりませんが、CT検査では体の輪切り画像や立体画像が得られるため、より詳しく体の内部の状態を知ることができます。

 

CT検査の仕組み

CT検査装置は、ドーナツ状の大きな機械の中にX線を発生させる装置と、体の反対側でX線を検出する装置が入っています。検査を受ける人は、このドーナツ状の穴の中にあるベッドに横になり、機械が体の周りを回転しながらX線を照射します。

体を通過したX線は検出器で測定され、そのデータがコンピュータに送られます。コンピュータは、これらのデータをもとに体の断面画像を計算して表示します。

 

 

引用;https://www.m-satellite.jp/dr/31_aquilion-precision.html

 

CT検査で何が分かるの?

CT検査では、次のようなことが分かります。

  • ・病気の発見: 腫瘍、炎症、出血など、様々な病気を発見できます。
  • 骨の状態: 骨折や骨の変形など、骨の状態を詳しく調べることができます。
  • 血管の状態: 血管のつまりや動脈瘤など、血管の状態を調べることができます。
  • 臓器の状態: 脳、肺、心臓、肝臓、腎臓など、様々な臓器の状態を調べることができます。

 

CT検査の流れ

CT検査は、一般的に次のような流れで行われます。

  1. 検査の準備: 服を脱いで検査着に着替え、アクセサリーなどの金属類を外します。
  2. 検査台に移動: 検査台に横になり、体を固定します。
  3. 撮影: 検査装置が体の周りを回転しながらX線を照射し、撮影を行います。
  4. 検査終了: 撮影が終わったら、検査着から着替えて終了です。
  5. 検査時間は、撮影する部位や検査内容によって異なりますが、通常は数分から15分程度です。

 

 

CT検査の注意点

CT検査ではX線を使用するため、放射線による被ばくがあります。しかし、現在のCT検査装置は被ばく量を低減する技術が進んでおり、通常は健康に影響を与えるほどの被ばく量ではありません。

妊娠中または妊娠の可能性がある場合は、必ず医師に伝えてください。また、過去にCT検査で造影剤を使用してアレルギー反応を起こしたことがある場合も、医師に伝える必要があります。

 

 

〈一般的な被ばく線量〉

  • ・CT検査1回あたりの被ばく線量は、およそ5~30mSv程度です。
  • 例えば、胸部CT検査では約7mSv、腹部CT検査では約10mSv程度の被ばくがあります。

 

〈一般的なX線検査の被ばく線量〉

  • 胸部X線検査:約0.1mSv
  • 腹部X線検査:約0.7mSv
  • 歯科X線検査:約0.01mSv
  • 骨密度測定(DXA):約0.0010.01mSv

量子科学技術研究開発機構の人体への影響では、
100mSv以下は低線量被曝と言い、がんのリスクが多少増加する可能性はあるが、明確な証拠はない量です。
ちなみに自然に生活しているだけでも宇宙から放射線は降り注いでおり、その量は年間2.4mSvで、1日に胸部レントゲンを撮る程度です。

 

CT検査の種類

CT検査には、いくつかの種類があります。

  • ・単純CT検査: 造影剤を使用せずに撮影する検査です。
  • 造影CT検査: 造影剤という薬を静脈から注射して撮影する検査です。造影剤を使用することで、病変がよりはっきりと写し出されます。
  • ヘリカルCT検査: らせん状にX線を照射しながら連続的に撮影する検査です。短時間で広範囲の撮影が可能です。
    ・マルチスライスCT検査: 複数の検出器を使用して、一度に複数の断面を撮影する検査です。より高精細な画像が得られます。

 

まとめ

CT検査は、体の内部を詳しく調べることができる有用な検査です。もしCT検査を受けることになったら、医師や放射線技師の説明をよく聞いて、安心して検査を受けてください。

CTは専門外ですが、何か不明な点があればいつでも勝太のじむスタッフにお声かけください!!

では、ステキな健康習慣を!

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