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人工膝関節について

こんにちは!

勝太のジムの水野勝太です!
今回は前回の変形性膝関節症に引き続き、人工膝関節についてです!

 

人工膝関節とは?

変形性膝関節症や関節リウマチなどによって、膝関節が痛み、動きにくくなった場合に行われる治療の一つが、人工膝関節置換術です。
この手術では、損傷した膝関節の表面を削り取り、人工の関節に置き換えます。人工関節は、金属やセラミック、ポリエチレンなどの耐久性のある素材で作られており、滑らかな動きを再現します。

 

なぜ人工膝関節が必要になるのか?

変形性膝関節症は、加齢や肥満、外傷などが原因で膝関節の軟骨がすり減り、痛みや腫れ、変形を引き起こす病気です。進行すると、日常生活に支障をきたし、QOL(生活の質)が大きく低下します。

人工膝関節置換術は、このような状態を改善し、以下の効果が期待できます。

  • ・痛みの軽減:関節の痛みを大幅に軽減し、痛みから解放されます。
  • 歩行機能の改善: 膝の動きがスムーズになり、歩行が楽になります。

日常生活の改善: 階段の上り下り、立ち上がり、座り込みなど、日常生活の動作が楽になり、活動範囲が広がります。

 

 

人工膝関節の種類

人工膝関節には、大きく分けて以下の2つの種類があります。

  • ・全置換型: 膝関節全体を人工関節に置き換える手術です。変形が進行している場合や、複数の部位に損傷がある場合に行われます。
  • 部分置換型: 関節の損傷している部分だけを人工関節に置き換える手術です。変形が一部の部位に限られている場合に行われます。

 

手術の流れ

  1. 術前検査: 手術前に、血液検査、心電図、レントゲン検査などを行い、全身状態を評価します。
  2. 麻酔: 全身麻酔または脊椎麻酔が行われます。
  3. 手術: 傷んだ関節の表面を削り取り、人工関節を固定します。
  4. 術後: 入院期間は、10日から数週間程度です。リハビリテーションを行い、歩行訓練を行います。

 

手術のリスク

人工膝関節置換術は非常に安全な手術ですが、すべての外科手術と同様にリスクが伴います。

  • 感染: 手術部位の感染は、最も重大な合併症の一つです。
  • 血栓: 静脈に血栓ができて肺に詰まるリスクがあります。
  • 神経損傷: 周囲の神経を傷つける可能性があります。

人工関節のゆるみ: 長期的に使用することで、人工関節がゆるむ可能性があります。

 

手術後の生活

手術後、リハビリテーションをしっかりと行うことで、日常生活を送れるようになります。ただし、激しい運動や長時間正座をすることは避ける必要があります。

 

 

手術の寿命

人工関節の寿命は、個人の身体条件や活動量、人工関節の種類などによって異なりますが、一般的には15年以上と言われています。

 

手術を受けるべきか迷っている方へ

人工膝関節置換術は、痛みや日常生活の制限に悩んでいる方にとって、非常に有効な治療法です。しかし、手術にはリスクも伴います。手術を受けるかどうかは、医師とよく相談し、ご自身の状況に合わせて決めることが大切です。

 

まとめ

人工膝関節置換術は、変形性膝関節症などの疾患で痛みや日常生活に支障が出ている方にとって、生活の質を大幅に改善できる手術です。手術を受けるかどうかは、医師とよく相談し、ご自身の状況に合わせて決めることが大切です。

何か気になる点がありましたら、勝太のジムスタッフまでお聞きください!

では、ステキな健康習慣を!!

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