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人工股関節について

人工股関節について

こんにちは!

勝太のジムの水野勝太です!
今回は前回の変形性股関節症に引き続き、人工股関節についてです!

人工股関節とは?

人工股関節とは、変形したり損傷したりした股関節を、人工の関節に置き換える手術で使用するものです。この手術は、人工股関節置換術と呼ばれ、変形性股関節症や関節リウマチなど、股関節の痛みや動きが悪くなる疾患に対して行われます。

 

人工股関節の構造

人工股関節は、主に以下の部分から構成されています。

  • ・ソケット (カップ): 骨盤側の股関節の受け皿にあたる部分です。金属やセラミックでできており、骨にしっかりと固定されます。
  • ・ステム: 大腿骨の骨の中に埋め込む棒状の部分です。金属でできており、ソケットと組み合わさることで関節を形成します。
  • ・骨頭: ステムの先端についた丸い部分で、ソケットの中を滑らかに回転します。金属やセラミックでできています。

 

 

 

引用  https://www.gh.opho.jp/org/kansetu/kokansetsu.html

人工関節置換術のメリット

  • ・痛みの軽減: 関節の痛みや違和感が大幅に改善され、日常生活の質が向上します。
  • 歩行機能の回復: 痛みやこわばりがなくなることで、スムーズな歩行が可能になります。
  • 関節の動きが改善: 関節の動きがスムーズになり、日常生活動作が楽になります。
  • 長持ち: 人工関節の寿命は長く、多くの場合、長期間使用できます。一般に1520年と言われています。

 

人工関節置換術のデメリット

  • 手術のリスク:全身麻酔や出血、感染症などの手術に伴うリスクがあります。
  • 人工関節のゆるみ: 長期的に使用していると、人工関節がゆるむ可能性があります。
  • 再手術の可能性: 人工関節の寿命が尽きたり、部品が破損したりした場合に、再手術が必要になることがあります。

 

手術前・手術後

  • 手術前: 血液検査、心電図、レントゲン検査など、さまざまな検査を行います。医師との相談で、手術の日程や麻酔の種類などを決定します。
  • 手術後: 手術後は、痛み止めや抗生剤の投与を受けながら、リハビリテーションを行います。リハビリテーションでは、関節の動きを回復させ、筋肉を強化することを目的とします。

 

一般的な費用

  • 一般的に、人工股関節置換術の医療費は、約200~250万円と言われています。
  • 医療保険が適用されるため、自己負担額は3割負担の場合で約6080万円となりますが、高額医療費制度を利用することで約10万円ほどに抑えられます。

 

身体障害者手帳

  • 平成26年3月までは人工関節を受ける事で、身体障害者認定がされていましたが、平成26年4月から、医療技術の進歩により、社会生活に支障がない程度に生活能力が改善することから、身体障害者手帳の申請ができなくなりました。

 

生活の変化

人工関節置換術を受けると、日常生活が大きく変化します。
1番気をつけなければいけないのが、脱臼です。
手術の方法にもよりますが、深く関節を曲げたり、変に捻ったり転倒したりすると脱臼の危険があり、再手術が必要になります。
また、人口関節自体は丈夫なのですが、骨が弱って割れてしまうなどの危険もあります。
予防のためにも以下の点に気をつけて生活してください。

  • 運動: 医師の指示のもと、無理のない範囲で運動を行うことが大切です。
  • 食事: カルシウムやビタミンDをバランス良く摂取することが推奨されます。
  • 体重管理: 肥満は関節への負担を増やすため、適正な体重を維持することが重要です。

ただ、人口関節後もゴルフを楽しんだり、海外旅行に行ったり、ハイキングを楽しんだりと、注意すれば楽しめることが沢山あるので危険ばかりではありません。

まとめ

人工股関節は、変形性股関節症などの疾患で悩んでいる人にとって、痛みを減らすための助けとなる治療法です。しかし、手術にはリスクも伴うため、医師とよく相談し、自分の状況に合わせて治療法を選択することが大切です。

より詳しい情報を知りたい場合は、勝太のジムスタッフまで、ご相談ください。

では、ステキな健康習慣を!!

 

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