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扁平足の原因とおすすめの運動
こんにちは!
勝太のジムの水野勝太です!
今回は扁平足についてです。
扁平足(へんぺいそく)とは、簡単に言うと、足のアーチがなくなってしまい、足裏が地面についてしまう状態のことです。
足のアーチには3つあり、内側アーチ、外側アーチ、横アーチがあり、それぞれ支え合って足裏を支えるようバランスをとっています。
なぜ土踏まずは大切なの?
土踏まずは、歩くときや立つときの衝撃を吸収してくれるクッションみたいなものです。
この土踏まずがなくなると、足だけでなく、膝や腰など、体のいろんなところに負担がかかってしまうことがあリます。
自分の臨床経験上でも、変形性膝関節症の多くの方が、扁平足や外反母趾、巻き爪の方が多くいらっしゃいました。
扁平足になる原因は?
扁平足になる原因は、人それぞれ。
- 生まれつき:生まれたときから土踏まずがしっかりできていない場合
- 捻挫などの怪我:捻挫や骨折などの怪我で足首のバランスが崩れ、扁平足になってしまうことも。
- 使いすぎ:立ち仕事や運動などで、足に負担がかかりすぎると、土踏まずがだんだん平らになってしまうことも。
- 加齢:年齢とともに、足の筋肉や関節が弱って、土踏まずが下がってきてしまうことも。
扁平足になるとどうなるの?
扁平足になると、こんな症状が出る場合があります。
- 足の痛み:足の裏や足首が痛む。
- 疲れやすい:歩くのがつらく、すぐに疲れてしまう。
- むくみ:足がむくみやすい。
- 姿勢が悪くなる:体のバランスが崩れて、猫背になったり、O脚になったりする。
- 膝や腰の痛み:足の痛みだけでなく、膝や腰にまで痛みが広がることも。
扁平足の対処法
扁平足の対処法は、症状の程度や原因によって異なります。
- 足に優しい靴を選ぶ:土踏まずを支えてくれるような、クッション性のある靴を選びましょう。
- 運動をする:足やふくらはぎの筋肉を鍛える運動をすることで、土踏まずを支える力をつけましょう。
- インソールを使う:土踏まずをサポートするインソールを使うことで、症状が改善されることがあります。
- 専門医に相談する:症状がひどい場合は、整形外科を受診し、医師に相談しましょう。
予防も大切!
扁平足は、完全に治すことは難しい場合もありますが、予防することはできます。
- 正しい姿勢を保つ:猫背など、悪い姿勢は、足のアーチを崩す原因になります。
- 定期的な足のケア:足のマッサージやストレッチをすることで、足の筋肉が正常に働くようにしましょう。
扁平足の方におすすめの運動!
足の筋肉を強化し、土踏まずのアーチをサポートするようなものが効果的です。無理のない範囲で、以下の運動を日常に取り入れてみてください。
- タオルギャザー: 床にタオルを置き、足の指でタオルを掴んで寄せる運動。足の指の力がつき、土踏まずのアーチを支える筋肉が鍛えられます。
足指を広げる運動: 足指をできるだけ広げ、10秒キープする運動。足の指の筋肉を鍛え、指で地面をしっかりと掴めるようになります。
- 足首回し: 椅子に座り、足首を大きく円を描くように、ゆっくり大きく回す運動。足首の関節の柔軟性を高め、足の動きをスムーズにします。
- かかと上げ: 両足のかかとをゆっくりと上げ、つま先立ちになる運動。可能であれば、できるだけ足指にも力を入れるようにしてみてください。ふくらはぎと足裏の筋肉を鍛え、土踏まずを支える力を強化します。
- アキレス腱ストレッチ: 壁などに足を乗せ、かかとを床につけてゆっくりと前に倒れる運動。アキレス腱を伸ばし、足の柔軟性を高めます。
- 足指のマッサージ: 足指をマッサージすることで、筋肉が働きやすい状態を作ります。
注意点
- 痛みを感じたら、すぐに中止しましょう。
- 運動の際は、正しいフォームで行うことが大切です。不安な際はいつでも勝太のジムスタッフにご相談ください。
- 運動の強度や回数は、ご自身の体力に合わせて調整しましょう。
まとめ
扁平足は、放っておくと体の他の部分にも影響が出てしまうことがあります。もし、自分が扁平足かな?と思ったら、
早めに勝太のジムのスタッフに相談してください。
日頃から、足に優しい生活を心がけることが大切です。
では、ステキな健康習慣を!!