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腰痛にも関係するチェストグリッピングとは

こんにちは!勝太のジムPlus 玉岡です。
今回は水野トレーナーの講演会のお話に出てきた「チェストグリッピング」についてです。

腰痛を予防するための理学療法士による講演会

 

下後鋸筋という肋骨の背面下部に位置し解剖学的には息を吸う際に胸郭の下側が狭まらなようにひき、横隔膜を安定させる役割のものがあります。

・起始:第11胸椎〜第2腰椎の棘突起、胸腰筋膜
・停止:第9〜12肋骨
・神経支配:第9〜12胸椎の肋間神経
・作用:呼吸時、横隔膜に安定した支点を提供
(引用、Tarzan 腰痛リスクの軽減にも。「下後鋸筋」をちゃんと使おう 2023.09.24 https://tarzanweb.jp/post-290970)

この筋肉が体幹の回旋運動時、最終可動域において重要な役割を担うことが示唆されたそうです。
これは姿勢の保持にも関わってきます。

チェストグリッピングとは

体幹の回旋は胸椎が担っていますが、広背筋や外腹斜筋などのアウターマッスルが過緊張を起こし胸郭下部の動きが制限され、胸椎の回旋を妨げる「チェストグリッピング」が起こります。
本来回旋の機能をほとんど持っていない腰椎による過剰な回旋を強要されるため腰痛などのリスクになりやすいです。

下後鋸筋はチェストグリッピングを解除させる拮抗筋として働くことが判明したそうです。

チェストグリッピングはアウターマッスルが過緊張しているためまずはストレッチをして緩めることが大事です。

 

広背筋のストレッチ

①背筋を伸ばし両手を頭の上に置きます
②背中の上部と肩の横に軽度から中程度の伸張を感じるまでゆっくりと片側に傾けます
③5秒キープしたら元の姿勢に戻ります。痛みのない範囲で10回ほど繰り返します
反対側も同じように行います

(引用;STROKELAB ニューロリハビリ研究所 https://www.stroke-lab.com/speciality/26726)

下後鋸筋のトレーニング

胸郭を広げ、胸を張った姿勢を作ります。
四つん這いになり片方の腕を上に上げる動作をします。

 

 

左右10回 2〜3セット 行います

〈ポイント〉
・背中をできるだけ反らした状態で行うこと
・体が横に倒れたり、丸まったりしないように注意

(引用;amino VAITAL 新世代、筋トレメソッド https://www.ajinomoto.co.jp)

 

次回は『バットグリッピング』についてです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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